2018年11月4日日曜日

DIYバッテリーBOX(並列接続編)

車で5年使用後に交換した、まだ使えるバッテリーが3個あるので、災害時電源として活用することにしました。

最終的にはソーラーパネルからの充電と夜間は発電機から充電できるようにして、USB電源、12V電源、100V電源を供給可能にする構想です。

 まず、収納用のボックスとバッテリー接続用の22sq電線と圧着端子をホームセンターで入手しました。 この22sqケーブルというのは直径が1cm弱あり、圧着端子をペンチで潰す予定でしたが、まったく歯が立たず、圧着工具と、ついでにソーラーパネル用チャージコントローラをAmazonで購入。

到着後、配線をしていきますが、その前に放置していたバッテリーを充電しておきます。 充電後、3つのバッテリーを並列接続して、インバーター(未入手)から100V電源を取れるようにする予定です。

並列接続はバッテリーの寿命に良くないようですが、直列にすると24V~36Vとなり、対応するインバーターの種類が少なくなり、高価になる為、あえて並列接続で12Vのインバーターを使用する計画です。

600Wインバーターで12V×50Aの大電流が流れることになるので、電線抵抗を押さえるために22sq電線にしました。

容量もメーカーも違うバッテリーなので、相互に電流が流れてしまうので良い接続方法ではないですが、放置しておくよりはよいとの判断です。 上手く行くか分かりませんが、何回かに分けて記事にしていきますので、ご期待下さい。

バッテリー充電中です。この充電器はサルフェーションを除去するメンテナンス機能があり、微小電流を断続的に流すようで、充電時間は掛かりますが、バッテリー寿命延長に良いとの事です。

22sqケーブルの圧着

バッテリー接続用の22sqケーブルの圧着工具が到着したので、ホームセンターで約500円/mで入手したケーブルを切断して圧着端子で加工しました。

切断するのも一苦労で、プロ工具ではないので、圧着も体重を掛けてかなり力を入れて、ようやく固定できました。 この長さ位の22sqケーブルの端子加工済のものが、amazonで3000円程度(2本)と非常に高価な上、必要な長さのものが無く、他でも使用する可能性もあるため圧着工具を入手しました。

古バッテリー3個の充電完了後、加工したケーブルを使って並列接続して、充電器で電圧チェックした結果、約13Vでしたので、問題なさそうです。一応、並列接続の状態で1晩充電して様子を観ることにしました。

 並列接続したバッテリの充電、および電源の取り出しは、1つのバッテリー端子の±に接続すると、そのバッテリーの負荷が高くなり、早く劣化してしまします。画像のように、マイナスを一番奥のバッテリー、プラスを一番手前のバッテリーに接続するのがポイントです。

これでも、メーカ、容量がバラバラのバッテリーですので、電気消費が均一にならないので、相互に電流が流れてしまうと思いますが、放置して放電しっぱなしよりはましだと思います。

ちなみに3つのバッテリーは以下の通りです。
1)容量: 90Ah 900A タイプ:AGM          使用期間:5年(1年放置)
2)容量:100Ah 760A タイプ:カルシウム  使用期間:5年(5年以上放置) 3)容量: 59Ah 320A タイプ:EFB    使用期間:5年(半年放置)


圧着工具でカシメている所、ビニールテープで位置決め、仮止めして一気に体重を掛けて加工します。ペンチでまったく変形しなかった圧着端子が、しっかりと電線と結合しました。
並列接続して、電圧チェックしました。最初13Vでしたが、撮影時に12.9Vになりました。問題なさそうです。充電器の接続先に注目して下さい。

関連記事

DIYバッテリーBOX(完成編)
DIY非常用電源の完成

0 件のコメント:

コメントを投稿

BMW iDrive6(NBTevo)スクリーンミラーリングの動作検証

愛車のBMW X3(G01)は第6世代の通称「NBTevo」と呼ばれている「iDrive6」搭載車両 です。この「iDrive6」にはオプションで「CarPlay」が実装されています。 「 CarPlay」ではiPhone上の動作アプリが制限されており、「YOUTUBE」や「Am...